も~♪い~くつね~る~と~♪
巷では、あちこちでこの歌が流れる、せわしない年の瀬、
大掃除で我が家もせわしない
そんなせわしない暮のある日、こんな物を見つけた。

錆び付いた斧(よき)やった。
多分、死んだ爺ちゃんが昔仕事で使っとったに違いない、
非常に古さをかもし出しとる斧。やけど、え~味出とる。
柄は腐食が進みすぎて、見るも無残やった。
腐食した柄を外して、残った斧本体。
とにかく錆が酷い( ̄▽ ̄;)!!ガーン
けどえ~味出とるし、昔爺ちゃんが大事に使った道具。
蘇らす決心をして、『斧の再製計画』がスタートした

せわしない時に『何やっとるんや??』って思っとるであろ~
家族や周りの目を一切無視して、作業開始。

グラインダーにサンドペーパー、砥石等を使って、
丸1日かけて錆を落として、ピカピカにした


次の日は、欠けた刃を復活させる為に、永遠と砥石で刃を磨いた。

磨く事数時間。見事に切れ味が戻った


最後の仕上げの日。

錆を落とし、切れ味が復活した鉄の塊に、
柄を付けて本来の姿に戻す。
昔の斧の為、柄は市販の物ではピッタリ合わん
そこで、カンナとノミ、グラインダーやらを使って柄を加工をした。
作業する事数時間・・・、

柄の加工が終了すると、見事に斧が生き返った。
作業開始から3日かけて、久々に元気が戻った感じや!!
大昔の仕事で使っとって、内野家には大事にされた斧。
鉄の塊だけになっても、腐って仕様不可になる事無く、
平成21年まで頑張った斧。
古い時代の職人のモノ作りには、本当に感心させられる。
昔の刃に平成の道具で補助して再製した、平成21年製の斧。
何世代受け継がれるんやろ。
大事に使わんならん。